日々のできごと

久々の料理教室


今日は久しぶりの料理教室だった。

主婦である先生が、自宅のキッチンで開いている、じつに庶民的な教室である。

行ってみると、前回(昨年の夏)と同じく参加者は私一人だけで、またしても一対一の個人レッスンとなってしまった。どうもコロナで状況が変わったらしく、主婦の友達同士だけで特別に日付指定してレッスンを受ける人(感染リスク等を考えても、顔見知りだけで受けたい、という)が増えたようだ。

なので、一人だけで先生側の提示した日程に合わせてやって来る私のようなタイプは、逆にレアな存在になりつつあるということか…。

本日は「生姜とねぎの豚丼」「梅しそつみれ汁」「みょうがとゴーヤのひき肉味噌炒め」「大葉とクリームチーズのかぼちゃサラダ」「抹茶のアフォガード」を作った。やたら品目が多い気がするが、豚丼とゴーヤの炒めは迅速に出来るので、さほど時間はかからなかった。

マンツーマンレッスンだと、ほかの参加者の方が食べるぶんを気にしなくてよいので、がっつり、豚丼は特盛りにしてやった。こんなに盛る奴は珍しいらしく、先生が「これは見映えがする」と嘆声を上げ、教室のインスタ用の写真のため真っ先に撮影していた。

私が食べている最中、先生は翌日のレッスンのための仕込みをキッチンで行うのが常なので(これは参加者が何名であろうと変わらない)四人がけのテーブルで、私は一人、黙々と食べた。

時おりキッチンの方にいる先生と雑談を交わすものの、コロナ前を思い出せば、このテーブルに四名の参加者がぎっしり埋まって見知らぬ者同士、気まずいながらも一緒に食事していたものだ…。

何もかもが変わってしまった。背後にあるベランダから、ふと外の景色を眺めると、この先生の家と隣接する広大な畑が目に入った。ちょうど、一人の農夫が芝刈り機でのんびりと作業している最中だ。

(コロナ前と変わらないのは、あの畑だけか…)
武蔵野のこのあたりの土地では、いまだに古くからの地主が農地を耕し、運営していて、住宅の合間合間に畑が点在している。そんな古くからある畑を眺めながら、そんなことを思った。

 

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